〈英国AYNSLEY社のボーンチャイナ製ジュエリー〉紫パンジーのピンブローチ

イングランドの老舗ボーンチャイナメーカー「エインズレイ」のジュエリーです。ボーンチャイナのジュエリーは英国のミッドセンチュリーを代表するファッションアイテムの一つで、透明感と美しい色が特徴。

濃い紫から白へのグラデーションがエレガントなパンジーの一輪ピンブローチです。花びらのそりや重なりまで繊細に表現されています。保管に適した化粧箱入り、贈り物にもおすすめ。

年代:1950〜'70年代
製造国:英国
素材〈色〉:ボーンチャイナ〈パープル、ホワイト〉、ハンドメイド、ハンドペイント
デザイン:ボーンチャイナ製の花1輪
サイズ:[ボーンチャイナの花]約1.8cm x 約1.8cm、[ピンの長さ] 約3.0cm
クラスプ(留め金):Cクラスプ、ピンブローチ
Back Stamp:なし
コンディション:★★★★★(VGC=Very Good Condition)ピンの一部に経年によるコートロスが見られます。
梱包:化粧箱/保管箱



【ボーンチャイナのジュエリー】
ボーンチャイナ[動物の骨粉を混ぜたハードペーストを用いた磁器の一種]のジュエリーは、第二次世界大戦中に、焼き物の産地として有名なストーク・オン・トレントで初めて作られたと言われています。ボーンチャイナならではの発色の良さをいかした明るい色合いが、可憐な花の形とあいまって、戦中の憂鬱な空気を和ませてくれたことでしょう。

終戦を迎えた1945年から1960年代が、ボーンチャイナ・ジュエリーの最盛期。有名陶磁器メーカーもこぞって製造し、贈り物や土産物としても喜ばれていたようです。3種の花(バラ、パンジー、アネモネが定番)に3輪のわすれな草をあしらったポージー(花束)のデザインが有名。大振りの花の一輪ものやエキゾチックな花などデザインは多種多彩、ブローチとイヤリングのセットも盛んに作られました。

薄い焼き物の宿命で、どうしても欠けやすいのが難点。衝撃によってできたチップ(欠け)以外にも、製造行程でできたフリーバイト(ノミの咬みあとのような極小の欠け)のあるものも少なくありません。そのため完全な形で残っているものには特に希少価値があります。手作り、手彩色ですから、同じものは二つとないと言ってよく、世界中にコレクターがいます。
型番 BY140423JWBRBC
在庫状況 在庫 0 売り切れ中
購入数
Soldout