英国SylvaC(シルバック)の犬フィギュリン、ウェルシュ・コーギ

短くもたくましい足を踏ん張って、キツネ風の大きな耳を傾けて、待っているのは「散歩」の一言でしょうか。生き生きとした表情に思わず話しかけたくなる、英国SylvaC(シルバック)のウェルシュ・コーギ・ペンブロークが入荷しました。

もともとウェールズの牛追い犬だったコーギが現英国女王エリザベス2世に見初められたのは1933年のこと。王室入りして以来、近衛兵や時計のねじ巻き係はおろか女王にも噛みつくという国王反逆罪を犯しながらも、ロイヤル・ドッグとしての地位を保ってきました。もちろん英国庶民の間でも人気犬種。そんな犬を英国SylvaC(シルバック)が作ったのだから、チャーミングにならないはずがありません。上毛がやや硬いダブルコートの毛並みまで、絶妙に表現されています。

1点ずつ職人が手彩色をしているため、マーキングや顔の表情がひとつずつ違うのも魅力。鼻の右横、右目下に見られる黒いシミ(製造時のエラー)も、手彩色ならではの味わいといえます。経年によるクレージングはありますが、耳や足先などデリートな部分にもまったくチップ(カケ)がない、良好なコンディションです。

底部に刻まれたデザイン番号がたいへん浅くて読み取りにくいですが、番号3128のコーギ、シッティングポジション。デザイン番号から1940年代後半〜1950年代にかけての製造と推定されます。

年代:1940〜'50年代
製造国:イングランド
素材:陶磁器
デザイン:ウェルシュ・コーギ・ペンブローク(シッティンクポジション) No.3128 
サイズ:[タテ]約11cm [ヨコ]約11.5cm 
Back Stamp:底部に「SYLVAC ENGLAND」のスタンプ 「3128」の刻印(非常に浅くて読み取りにくい) 
コンディション:★★★★1/2(GVC:Good Vintage Condition)、ハンドクリーニング済み
梱包:簡易包装 


[クレージング]
太陽光線などにより、ガラス質に生ずる微細なひびのこと。陶磁器の場合はガラス化した表面の釉薬の部分に現れる。衝撃などによって生ずるクラック(ひび)やチップ(欠け)とは異なり、本体の構造にはほとんど影響ないが、経年劣化とあいまって本体の強度は製造時より落ちているので取り扱いには注意を要する。直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管し、できるだけ衝撃を避けるといい。

*「新品」「未使用」「NOS(New Old Stock)」などの特記のないものはすべてユーズドのヴィンテージ品です。「ユーズドのヴィンテージ品」にはみな一度はだれかの元で愛用されていた過去があり、新品とはコンディションが異なることをご理解のうえお買い求めください。特に気になるダメージについては各商品ページに書き出してありますが、もっと詳しく知りたい場合はフォームにてお問い合わせください(SOSN店長)。


底面にSYLVAC ENGLAND のスタンプ入り。


経年によるクレージングは表面の釉薬のみに留まります。


1点ずつ表情が違います。

型番 BY130088AFBC
在庫状況 在庫 0 売り切れ中
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